2017年01月11日

爪の黒い点はBad News?

風呂上がりに爪を見て思わず「バッド・ニュース!」と声を上げた。家族がどうしたというので「爪の中に黒い点が出てる」と言ったら、なーんだみたいな薄い反応。いやいや爪に黒い点が出るとあまり良くないことがあるんだって、毎回。

爪の中の黒点を気にしだしたきっかけは、数年前に手相にはまったことだ。図書館で何冊も本を借りてきてじっくり読んだ。でも手相は複雑なうえ個人差が大きいので、本を読んだくらいではなかなか理解し難くてそのうち忘れてしまった。ただ指の爪に時々できる点の話は記憶に残った。爪に白い点ができればラッキーなことがあって、黒い点ができるとアンラッキーなことがあるという。詳しくは忘れたけどどの指にできるとどういう意味があるとかも書いてあった。なんか女子中学生レベルだなぁと思いつつ。

爪に白い点はラッキーというのは子供の時にきいたことがある。出てもラッキーなことが起きた記憶が無いので別に信じてなかったけど、爪に白い点が出ること自体がまれなので見つけるとなんだか嬉しい。
でも黒い点については特に気にしたことがなかった。クラフトでペンチや工具を使ってると指を挟んだり強打するなどはしょっちゅうで、指先の怪我自体に無頓着になる。爪の黒点に気づいても何かで突いたのかなくらいで気に留めていなかったのだけど、手相の本を読んで以来すこし気になるようになった。






手相マイブームからしばらくして、爪に黒い点が出来た。(いつも黒点で不思議なのは昨日まで無かった場所に忽然と出来るところだ。白い点だと爪の根元から出てくると思う。)何かあったらやだなぁと思いつつ数日、次回の爪切りで黒点とやっとおさらばできるところまできてバッドニュースが訪れた。その当時やってたブログ量産アフィリエイトで一気に何十ものブログが大量削除されると通告が来て、膝から崩れ落ちそうになった。

最近では去年(2016年)の8月に大きな黒点が出た。このときは北海道が約1ヶ月も雨が続いたあげく台風10号の直撃を受け豪雨災害に見舞われた月だった。21日に一泊で札幌ドームのファイターズ対ソフトバンク戦を見に行く予定で何ヶ月も前から楽しみにしていたのだが、爪にできた黒点を見て「これもしかして行けないんじゃないの…」と嫌な予感がした。やはりというか数日前から集中豪雨になり、前日になってついに自宅周辺に避難勧告が出て石北線ストップ、石北峠も通交止めになり交通機関が全滅。ギリギリまで迷ったけどタヌがそのとき怪我をしてたのもあり観戦は諦めた。我が家も二階と奥の部屋で一部の天井が崩落したりと被害が出た。

そんなこんなで爪の黒点は私にとってBad Newsの知らせだけど、今のところ低レベルなBad Newsで済んでるとも言える。ブログ削除の件では家計に集中豪雨ではボロ家にダメージが出たけど、自分も家族もとりあえず無事でいられてるし。豪雨の時もし札幌行きを強行していたら、途中で足止めされて結局行き着けずやっと家に帰り着いたら天井が崩れて水浸しの大惨事だったはずだ。黒点のおかげで「無理に行ってもたぶん良いこと無い」とすっぱり野球観戦を諦めて、豪雨に身構えるよう切り替えられた面もあったと思う。
爪の黒点は「何かあるかもしれないけど心構えをしときなさいよ」という知らせだと思って、これからも出たら苦笑いで気をつけようと思う。
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2017年01月06日

あけました。

新年の夜、布団に入ってから年賀状のイラストを考えてたら、酉年のイラストがパッと浮かんだ。もう考えた瞬間に思いついたって感じで。面白い図案だったので寝ながらひとりでクスクス笑った。そして翌日書き起こしてみたのが下の絵。チラシの裏に鉛筆でゴリゴリと10分くらいで描いた。夫に見せたらウケていた。
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踏ん張ったニワトリと元気の良いヒヨコ、脳天気な鶏家族。もっとたくさんのヒヨコが組み体操してるのも描こうと思ってたけど、葉書に収まるよう2羽だけになった。下絵が出来たのでPaintShop Proでトレースして色を付けた。久しぶりでベジェ曲線のやり方をすっかり忘れていたので、丸1日かかった。イラストレーターじゃないんだから絵なんか下手でいい。ともかく勢いがあって元気な感じにしたかった。年賀状は元気な絵柄が好きだ。自分から出すことはほとんど無いけれど。メールとかで十分と思っている方なので。
ちょっと脱線するけど、郵便局員の年賀はがきのノルマは1人8000〜1万枚なのだそうだ。非正規職員にも1000枚以上ノルマがあるという。年賀状は年々減ってきてて、日本郵政は嵐でキャンペーンCMを作ったりして年賀状の習慣を守ろうと必死だけど、年賀はがきの売上げは全国の郵便局員が泣く泣く身銭を切って支えているのが現状だ。LINEやら便利なものがあるのに、誰かの犠牲で大々的に続けないといけないことなのか?出したい人だけが出しあえばそれでいいじゃないと思う。細々とでもその方が素敵ではないだろうか。
さて、完成画像は夫が文字を入れて年賀状にプリントアウトしてくれた。気に入ったのでブログにも載せることにした。
とまれ、2017年も宜しくお願いいたします。

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2016年04月25日

スライドショー

スライドショー動画を作ってYoutubeにアップした。
曲はニーナ・シモンのMy Baby Just Cares For Me。

2014年のこと、「かわいいデザイン素材集」という本を手にした。木や花などのフラットで可愛いイラスト画像がたくさん入っていたので、パソコンで音楽を聴くときスライドショーで表示して楽しんでいた。そのうちスライドショー動画にしてみたくなってWindowsムービーメーカーで試しにいじってみたけど、久々に触った新ムービーメーカーは仕様が変わってて、音楽にタイミングを合わせて画像を切り替えることができなくなっていた。(一律で1秒とか5秒とかでしか設定できない。)以前はあったタイムラインという機能が無くなったためらしい。ビデオカメラについてきたソフトでは細かい編集はできないし。
仕方なくそのまま放置して忘れてたのだけど、最近になってまた急にやってみたくなり、動画編集ソフトを色々調べたらPowerDirectorの評判が良いらしい。まずは試用版を数日使ってみたら実に使いやすいソフトだった。ムービーメーカーを使ったことがあるくらいの私でも特にマニュアルを読まないでもすぐに使えたし、直感的にパッパと操作できる。すっかり気に入ったのでPowerDirector 14 Ultraを購入した。乗り換え・アップグレード版がたまたま特別キャンペーン中で6000円以下で購入できた。ラッキー☆このPowerDirectorは以前のバージョンを持っていなくてもCyberLink社の製品か他社の動画編集ソフトを持っていれば、安価な乗り換え・アップグレード版を購入できる。太っ腹!
さすがに最新の動画ソフト、さくさくスライドショーができた。My Baby Just Cares For Meはニーナ・シモンの独特のユーモアが効いてて明るくておしゃれで、ピアノ演奏は知的だし大好きな曲だ。動画では楽しい雰囲気を出せるようにし、エリザベス・テイラー、ラナ・ターナー、リベラーチェの人名が出てくるところはアクセントにした。
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2016年01月03日

初夢〜お餅になった話

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私は丸餅でした。
白い丸いお餅になって、甘い白味噌仕立ての汁の中にいました。
暖かくて、甘い味噌の香りが漂って良い気持ちです。
汁の中には紅白の蒲鉾もありました。
白っぽい味噌汁に紅白のかまぼこはきれいだなと思いました。
「何か緑のものもあるといいな、絹さやとか」
いつのまにか向こうに絹さやがありました。
梅の花に切ったニンジンなんかもあるときれいだな、と思いました。
「あと里芋もいいかも」
だいぶ汁が賑やかになりました。
上から見ると白、赤、緑と彩りもきれいです。
私の隣には里芋がいました。反対隣には蒲鉾が浮いています。
私はすっかり満足して、良い気持ちでみんなと一緒に
いつまでもいつまでも暖かな味噌汁に浸っていました。
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2015年03月31日

久しぶりにホームページの更新をしつつ思うこと。

ずっと放りっぱなしだったサイトの更新に、今年に入ってから手を付けはじめた。まず2月に胡舟クラフトに久しぶりの新作をアップして、3月からはSTARDUST BOXを少しずつ修正している。
STARDUST BOXは2001年に作った古いサイトなので、今見ると拙い部分もあって、久々にじっくり眺めているとちょっぴり恥ずかしい。ソフト任せでテーブルに画像やテキストを適当に散りばめているからソースは混沌としてるし、デジカメの画像はデジタル一眼レフ全盛の今見ると、画像が小さいし色も薄い感じ。でもあの頃はネットとデジカメにはまって夢中だった。北海道に来たばかりで周囲がもの珍しくて毎日写真を撮っていたし、ネットでは活発にいろいろなサイトや人と交流を持っていた。そんなあのときの心の新鮮さや熱さが、サイトの端々に現れていて懐かしい気持ちになる。

2003年くらいまでは個人でホームページを作ることがわりと盛んだったように思う。当時Yahooは(人力で!)個人サイト中心に集めてポータル作りをしていたし、パソコンにはデフォルトでホームページビルダーが入ってて、フリーのエディターソフトも色々あった。(私はもっぱらフリーのエディターを使っていた。)初心者向けホームページの作り方の本もたくさん出ていた。メモ帳にテキスト打ちで作る強者もいた。素材や壁紙の需要も高かったから、素材を扱うサイトもたくさんあった。タグがどうのスタイルシートがこうのなんて気にせず、多くの人が気楽にホームページ作りを楽しんでいた、ネットの古き良き時代だったと思う。その後はブログ、SNS、ツイッターなどのネットサービス利用に移行していったのは周知の通りだ。

最近でも新しい個人ホームページは作られているんだろうか?アフィリエイト目的のサイトなら毎日掃いて捨てるほど沸いてるけど、一からHTMLページを作りお庭や猫の写真なんかを貼った、昔ながらのホームページってどうなのだろう。少々難があったとしても、好きな画像や素材がぺたぺた貼ってあったりする個人のサイトは「その人らしさ」が垣間見えてほのぼのする。今はブログやFacebookなど手軽で便利なサービスがいろいろあるけど、HTMLサイトの手作り感までは出せない。

ところで最近Googleウェブマスターツールから通知が来た。「あなたのサイトはモバイルに対応していないので検索順位に影響するかもしれない。サイトをモバイルに対応させましょう」という内容だった。この4月にGoogleはアルゴリズムを大きく変更し、スマホに対応しているサイトを重要視する方針を打ち出したのだ。スマホ全盛の時代なのは理解してるけど、すでにある古いHTMLサイトをスマホに対応させようとすると、ものすごく大変な事になるのだ。

テーブルに文章や画像をはめこむだけで良かった、子供でも高齢者でも気軽に作れた「ホームページ」は、いつしか専門知識が必要な「ウェブサイトデザイン」になってしまった。ブログの登場で広まったスタイルシートくらいなら検索しながらなんとかなったけど、スマートフォン用ページを別に作ったりレスポンシブデザインに変更するには、専門知識とかなりの時間が必要になる。ただの一般人にはほぼ無理に等しい。

検索エンジンに合わせたサイト作りをしましょうとGoogleは言ってきたわけだけど、それっておかしくない?と思う。別に検索で上位表示しなくてもいいやと割り切って気にしなければいいのかもしれないけど(胡舟クラフトでは少々事情が違うけど)、よその個人サイトも検索でヒットしにくくなってしまうのはちょっと困る。なぜなら植物の栽培方法とか木工や金属加工などを検索すると、確かな情報を提供してくれるのはたいがいHTMLでしっかり作られた昔ながらのホームページだからだ。

私を含め物作りが好きな人間はホームページも早い段階で自作している人が多い。そしてそういうホームページには良質な情報があることが多い。ブログと違ってホームページは作るのに手間がかかるし全体的に構築しないといけないので、情報も整理されて詰め込んであったりするのだ。でもそういう古いサイトはSEOやCSSなど入れてないものがほとんどで、検索エンジンと相性が悪い。私もそうだけど、自分の文章や写真や知識を整理し分類してネットに載せることだけで十分満足だったのだ。この上SEOやら検索エンジンに好かれるスタイルシートを使用したデザインやスマホ対応デザインにまで手を伸ばそうとすると、ホームページを更新するのが億劫になってしまう。

内容の充実こそがウェブサイトの肝でしょう。内容が充実したサイトを探し出して表示するのが検索エンジンの努めでしょうが!良い情報があるかどうかではなく、スマホに対応してるかどうかで検索結果を決めるなんてナンセンスだ、機械的すぎる。STARDUST BOXを例に言えばたしかにスマホに対応したデザインではないけど、スマホで見るのが不可能ってわけじゃない。拡大などの操作をすれば良いだけだ。もしくは、スマホで検索してる人に対してだけスマホ対応ページを上位に持ってくればよいので、一律でスマホ至上主義な検索エンジンに移行するのは文句も言いたくなる。

そうでなくても昨今は検索していてすぐ出てくるのはwordpressとかNAVERのようなまとめサイトとか、アフィリエイトやビジネスがらみが圧倒的に多い。それらはSEOばっちりで検索エンジンにマッチングさせているからだ。情報が充実してるならいいけど、そういうサイトは内容が画一的なことも多いし見た目もわりと画一的だ。今どき人気のシンプルでクールなウェブデザインは、結局みな似たり寄ったりになって個性が乏しいように感じる。かつての個人サイトにあったような人間味や個性といったものが、今ネットからどんどん失われていってるように思えて仕方ない。Googleが打ち出した方針は画一的なSEOサイトをますます増やし、検索エンジン最適化していない良サイトをないがしろにし、個人がホームページを作るハードルをますます高くすることになるだろうと思える。

今さら個人ホームページなんて誰も作らないのかもしれない。私のサイトも浜辺の漂着物さながらに忘れられて取り残されているのかもしれないけど、かといって片付ける気にもならないのでまだまだ転がしておこうと思う。ときどきこそっとちょっぴり更新しながら。
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2015年01月11日

知りたいこと。

私がいま興味を持っていて知りたいことを箇条書きにしてみる。
● 地球以外にも生命はいるのだろうか
● 人類以外に知的生命はいるのだろうか
● 地球にどうやって生命が生まれたのだろう
● 生命はいつから「心」を持ったのだろう
● 何のために「心」はあるんだろう
● 魂って何だろう。心との違いは?
● 命はいつから魂を持つようになったのか
● 死んだ後の世界は地球の(宇宙の?)どこにあるのか
● 霊界や霊、魂は物理で説明できないのか
● いつから人間は人間は知性を持つようになったのか、なぜ知性を持ったのか
こういう質問を羅列すると「オカルトづいた危ない人」みたいだけど、人間が神秘に惹かれるのは当たり前のことだと私は思う。なぜなら人間自体がよくわけのわからないUMAみたいな神秘的な存在だから。夜空をぱっと見上げて見える星には(今のところ)ぜんぜん生命は見つかっていない。なのに地球にだけ多様な生物がいてその頂点に人間がいて、嬉しいの悲しいの宗教やら政治やら恋愛やらで騒いでいる。実に不思議だ。科学が発達したといっても生死の判断も魂の存在も証明できないでいるのだ。科学が進歩して地球と生命と人間の不思議が解明されたどころか、謎はますます深まっている。ただひとつ確実なのは人間も宇宙の一部、「我々は宇宙の子供」だと言うことだけ。だから星の運行に人の運命を見ようとするのもこれまた当然という気がする。
人々は太古から”人間は霊的な存在”だと感じてきた。それは見えない世界に祈りを捧げ、さまざまにアクセスを試みてきた人類の歴史を見れば明らかだ。霊や魂ってなんなのだろう?死後の世界は宇宙のどこにあるのだろう。私は科学によってそういうものを探して欲しいと思っている。
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2014年06月27日

2014ワールドカップブラジル大会 グループリーグの感想。

待ちに待ったワールドカップ。大好きワールドカップ!
楽しいワールドカップもとうとう一次リーグが終わってしまった。グループリーグを観るのが大好きで趣味なので悲しい。明日からの決勝リーグの前に、ブラジルW杯一次リーグ32カ国の自分なりの感想をまとめ。

【グループA 】ブラジル、メキシコ、クロアチア、カメルーン
南米の2大強国はじめ魅力的なチームがずらっと並んだ。みんな良いチームでどれも負けて欲しくないのが困るけど、特にクロアチア押しで応援した。(赤白チェックのユニも好き。)初戦のブラジル対クロアチアが幕開けに相応しいオープンな展開の熱戦で、ネイマールのゴールもあっていきなりヒートアップ!ブラジル対メキシコもスコアレスながら壮絶だった。前2戦は内部のもめ事でゴタゴタしていたカメルーンも、最後のブラジル戦で本来のポテンシャルを見せてくれた。対ブラジル戦が好ゲームが多いのはオープン展開になりやすいからなのかな?相手チームの良さが出やすいように思う。応援してたクロアチアはメキシコのしぶとく粘っこいサッカーに惜しくも敗退。クロアチアはOne for allな感じのチームで、エースのマンジュキッチ(ミヤネ似)をはじめ前線の選手もよく後ろまで動いていた。特に献身的なプレーのオリッチが好き。(イヴィッツァて名前がオシムさんと同じ。)そんなクロアチアに何もさせなかったり、ブラジルのシュートを完璧に封じたGKオチョアを擁するメキシコはめちゃくちゃ強い!底知れない感じ。大会開催国のブラジルはやっぱり華がある。ネイマールが球を持てばワクワクするし、プレッシャーのかかる場面で見事にFKを決めたのには痺れた。グループリーグも危なげなく突破して決勝リーグが楽しみ。(個人的にはタラコ唇のチアゴ・シウバがお気に入り。)カメルーンのユニフォームが大好き。鮮やかな原色と黒い肌とがバッチリ決まっててカッコいい。カメルーン代表を観てるとカレーが食べたくなって仕方なかった。パプリカとズッキーニと黄ピーマンとローストの深いルーの色、夏野菜スープカレーの色なんだもの。

【グループB】オランダ、チリ、オーストラリア、スペイン
注目の強豪が揃った豪華な組。いきなりのリベンジマッチで前回王者スペインの敗退が衝撃的だった。オランダは試合の入り方も試合中も集中力が高く、打倒スペインに燃えてることをビシビシ感じた。このリベンジマッチを観て今回のW杯のキーワードは「リベンジ」ではないかと思った。スペインのメタメタな負け方もある意味”王者の没落”という風情を感じた。シャビがもう観られなくなるのは寂しいけど。オランダは間違いなく優勝候補のひとつだろう。個人的には決勝リーグのメキシコ戦に注目している。オランダ相手にほぼ互角に近いまで競り合ったオーストラリア戦も見応えがあった。縦パスばかりではなくなり球が縦横に動いてフィジカルの強さに柔軟性が加わった気がする。かつての日本のライバルは強くなってると思った。さすがケーヒルは相変わらず凄かった。チリは前回の南アでまとまった良いチームだなと感心したので注目してたけど、攻撃力が増してさらに強くなっていて嬉しい。あとはイケメンが欲しいかな。

【グループC】コロンビア、ギリシャ、コートジボワール、日本
W杯がはじまる前は日本は全勝かそれに近い成績で突破できると思っていた、コートジボワール戦を観るまでは。初戦の第一印象は正直、日本代表がどこよりも小さく貧弱に見えた。ここまでグループリーグを見てきて他国が軒並みレベルが上がっていることや、スペインの衝撃的な負けなどで嫌な予感がしていたけどやはり。コトジボに負けた日はショックだったけど、これが今の実力なんだなぁとしみじみ思った。「フィジカルも個人技も弱い」を出発点に日本ならではのサッカーを模索し攻撃的な闘い方を作り上げていった4年の間に世界も進歩して、もうそれでは通用しなくなってしまっていた。南ア大会で今の代表だったらまだ上にいけたかもしれないけど、今大会で日本が入り込める余地は無かった。フィジカル個人技プラスメンタルも弱いんじゃね…。優しくて母性的なザッケローニ監督は日本人の良さを理解して和を大事にしてくれたけれど、今後は厳しくメンタルを鍛錬してくれる”父性”こそ必要な気がする。個人的に次はドイツやセルビアなどの北方ヨーロッパ系監督がいいと思う。今後は個人技もフィジカルも鍛えていかないといけないだろうな、もはや無いでは済まなくなってしまった。ただ、この4年で目指してきたモダンなプレースタイルは捨ててしまわないで欲しい。次はプレースタイルに必要なフィジカルや技やマインドを鍛えていけばいいのではと思う。
コートジボワールはドログバやヤヤトゥーレなどタレントがいるものの中盤が弱い印象。アフリカ勢全般に言えるけど、手強く試合巧者なヨーロッパや南米勢と渡り合うにはしっかりゲームが作れる中盤やゴール前での精度(ミドルシュートばかり打たないでパスを使ってゴール前まで切り込むなど)が必要と思った。コロンビアはファルカオが出ないというのでちょっと舐めてたら、新星ハメス・ロドリゲス君(22才イケメン☆)が爆誕していた。彼がエースのコロンビアは今後かなり楽しみなチーム(手のひら返し)。しかし一番驚かされたのはギリシャだ。日本戦で見せたゴール前に張り付いてカメみたいに耐えるだけかと思ったら、コトジボ戦ではギアを1個残していたとは恐るべしギリシャ。FIFAランキング6位は嘘だろーと思ってたけど間違いじゃ無かったのね。

【グループD】ウルグアイ、コスタリカ、イタリア、イングランド
実力拮抗した感のある組。コスタリカの快進撃には驚いた。コスタリカはまとまって機動力のある良いチームだと思った。ウルグアイはスアレス無しでフォルランが先発した初戦は心許なかった。2011年コパアメリカの時は憎らしいほど強かったのに。(アルゼンチンとのマッチアップではマスチェラーノが心を折られて途中交代。アルゼンチン&マルチェラーノ押しだったのでショックだった。)おそらくコパの時がチームの(フォルランも)最盛期だったんだろう。あのイメージだったからあれっ?と思った。エースが戻ってなんとかリーグを突破したけど、スアレスを欠いてこの先は難しそう。でも噛み付きには笑った。NHKで「子供も見てるのにああいうのを見せてはいけない」とか詰まらんコメントがあったけど、子供には世界屈指のストライカーはほとんど獣に近いほど人間離れしてるってとこを見せておくべきだ。噛みつきはもちろんダメだけど、やった行為に対してキッチリ制裁すればいいこと。暴力的だったり獣じみて見える部分も確かにサッカーの(スポーツの)一面なのだから。ちなみにウルグアイは掟ポルシェ似のカバーニが大好き。攻撃に守備にと動き回って小気味が良い。コンフェデ杯でその強さを目の当たりにしたイタリアは、コスタリカに中盤を抑えられると身動きできなくなり、あららと思ったらウルグアイとの競り合いにも負けて敗退。イングランドはルーニー(W杯初ゴールおめでとう)とかタレントこそいるものの、初めから突破できるイメージが無かったな。闘い方に柔軟性が無い感じ、ブラジルの気候も辛そうだった。

【グループE】フランス、スイス、エクアドル、ホンジュラス
個人的にあまり興味が無い組。フランス代表は黒人や中東系が多くて、ジダンとかがいた時代からするとずいぶんイメージが違う。ベンゼマは海老蔵に似てるからずっと海老蔵と呼んでいた。スイスはシャチリが目立っていた。身長169センチで小柄だけどガッチリしているので日本代表みたく貧弱な印象は無い。ジェルダン・シャチリ(シャキリ)は旧ユーゴスラビアのコソボ自治州出身だそうだ。旧ユーゴスラビアは今回初出場のボスニア・ヘルツェゴビナ、クロアチア、今回は出なかったけどセルビアと国が分かれた後はみんな強いチームになっている。サッカー選手の世界的な産地みたいな地域らしい。

【グループF】アルゼンチン、ナイジェリア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、イラン
アルゼンチン対ボスニアは初出場でありオシムの祖国であるボスニア・ヘルツェゴビナを応援しながら観た。試合は負けたもののボスニアは良いファイトを見せてたし、アルゼンチンから歴史的な初ゴールもゲット。ナイジェリア戦では固くなって負けてしまったけど、イラン戦は本来の力を出せていたと思う。(試合後のイラン監督の「心からボスニアを称えたい」というコメントも良かった。)W杯初出場国としてはかなりレベルの高いプレーと1勝という結果は立派なものだと思う。アルゼンチンは今大会からキャプテンになったメッシのゴールが良いところでバシバシ決まって(ナイジェリア戦でのアディショナルタイムのゴールは鳥肌ものだった)順当にリーグを突破したけど、正直失点は多い気がする。アルゼンチン代表ではハードワークを苦にしないディ・マリアが好き。結果は負けだったけどアルゼンチン対イランは良い試合だった。堂々とアルゼンチンにぶつかっていったイランの大健闘に大拍手。かつてのライバルたちは強くなってるぞ、日本代表。

【グループG】ドイツ、アメリカ、ガーナ、ポルトガル
個人的に注目のチームがいっぱいな組。ガーナは南ア大会の時アフリカ勢で最も組織的なサッカーができてて驚いたし、アメリカも前回ドノバンに目を見張ったのでこの2チーム押し。ドイツ対ポルトガルはコンディション不調のポルトガルをドイツが一方的に攻めまくる衝撃の展開で、スペイン対オランダを思わせた。ポルトガルはクリロナがいるというだけでいつ見てもあまり個性を感じないチーム。長いことワンマン状態のせいなのかも。ドイツは前評判通りの強さ。アメリカはポルトガルに、ガーナはドイツに引き分けてどちらも健闘したけど、アメリカ対ガーナはアメリカの勝ち。アメリカは突出した選手はあまりいないけど(なんでドノバンを代表から落とすかなぁ)全員でハードワークをこなし活き活きした魅力的なチーム。クリンスマン監督、日本代表監督やって欲しいなぁ。

【グループH】ベルギー、アルジェリア、ロシア、韓国
個人的にあまり興味のない組。ベルギーは前評判では若くタレント揃いで強いと言われていたけど、さほど良いチームには思えなかった。試合でも散漫な時間が多いし点を取れるタレントはいるけどチームの芯が無い感じ。ロシアも期待してたけど守備ばかりで点を取れそうな人が見当たらない。韓国はホン・ミョンボ監督が選手の時に好きだったので懐かしいなと思ったけど、それだけ。アルジェリアは良い組に入って決勝リーグ進出おめでとう。
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2014年04月20日

お守りの天珠を拾った話。

2013年の秋、実家で法事があるので私ひとり里帰りすることになった。鉄道で北見まで出てから空港行きのバスに乗り換えるため、北見駅からバスターミナルへ徒歩で移動中のこと。駅前ロータリーで信号待ちをしているとき、ふと足元を見たら何か落ちている。見たとたん釘付けになった。天珠だったからだ。すぐに拾ってハンカチで包み、旅行バッグのポケットに仕舞った。

天珠というのはチベットに古代から伝わるお守りで、1500年以上の歴史があるそうだ。メノウや玉随を円筒形のビーズにしたものに、特殊な方法で模様を焼き付けて作る。模様には眼を象徴する◎が描かれる。眼の数によって一眼天珠、二十眼天珠などさまざまな種類があるらしい。チベットでは代々家宝として受け継がれ、本物は市場に出てくることはほとんどないので、現在流通しているのは中国製のレプリカだ。
去年はこのブログでも書いた夫の邪眼騒動などもあって、邪視のお守りについてネットでつらつらと調べたりしてたから、落ちていたのがすぐ天珠だとわかったのだ。知らなかったら単に変なビーズだと思っただけで、拾ってお守りにしようなんて考えなかったはず。

その天珠ももちろんレプリカだったけど、拾ったときは嬉しかった。実は帰省が少し不安だったから。今回実家では老父が長時間の運転をしなければならないこととか。でも拾った天珠(レプリカ)を握って「これでもう安心」と感じた。そう思いたかったのかもしれないけど、不安だった気持ちが前向きになれたし、北海道に帰るまでそれは続いた。
もしも旅の前に買い求めたとかだったら、それほど信頼しなかったと思う。街で売ってるパワーストーンの類いは信じない質だし、飾りか気休め程度にしかならなかったろう。
でも出発の日にタイミング良く拾った時には「これを持っていなさい」と授けられたと感じた。別にレプリカでもかまわない。男の子が消しゴムで強力なお守りを作るマンガがあったけど、なにか縁だとか心の拠り所を強く感じられるモノはお守りになるのだと思う。

帰宅してから調べてみたら、私が拾ったのは「六眼天珠」で亀甲模様の中に6つ眼が描いてある。(画像は楽天のものを借りた。)眼の数によって込められた意味が異なるというけど、意味は後付けが多いらしいし特に気にしてない。私には「お守り」というだけで十分だ。確かなのは「眼」を描くことは古来より東西問わず災い除け・魔除けの力を持つとされてきたこと。今も拾った天珠はいつも持ち歩くバッグに入れているし、夫が出張の時は夫に持たせた。
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2014年01月19日

iPad miniで初ブログ。

iPad miniと悪戦苦闘中。
老眼進行中。

みつを
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2013年09月06日

邪視は存在するということについて。

最近、目の護符について興味を持っている。
目を描いて厄除けにするお守りのことで、トルコのナザールボンジュウが有名だ。

きっかけは、夫が「邪視」を受けたことだった。
旭川へドライブして、食事をとろうと初めての店に入ったときのこと。店に入ったとたん、初老の女性店員が夫の方をじーっとしばらく睨んだというのだ。「かなり恐い顔で睨まれた」そうな。ふだんのんびり屋の夫が珍しく気にして、「死相でも出てたのかな」と言って数日元気がなかった。その時は私は何も気づかず、ただ目力の強い人と思っただけだった。

このことをきいたとき、すぐ邪眼の言い伝えを思い出した。
邪眼=邪視、英語ではevil eye。悪意を持った視線を受けると、視線を向けられた者に災いが降りかかるという。邪視を怖れる民間信仰は世界中にあるそうだ。西洋では生まれながらに邪眼を持っている人間がいるとも言われ、そういう人間や一族は魔女のように怖れられ嫌われるという。日本の犬神筋に似ている。






もっとも私は、その店員は悪気があったわけではなかったと思う。注文を取りにきた時は普通のおばさんだった。夕方暗くなりかけた時に薄暗い店内に入っていったため(照明を落とした店だった)、歳で眼の弱い店員がつい入ってきた人間をじっと見つめたとか、そんなとこではないだろうか。
ただ、旭川での出来事があった当時、夫は仕事のことで大きなストレスを抱えていた。つまり弱っていた。弱っているときに強い視線を受けると、それだけで人は災いを受けてしまうのかもしれない。
夫には邪眼の言い伝えを教え、そういう時専用のお守りがあるんだよと話した。翌日バーナーワークで親指大の”ナザールボンジュウ玉”を作り、紐を通して夫にあげた。首に提げてシャツの中に入れておく、即席のお守り。

Nazar Boncug ナザルボンジュウ
今度の件で、邪視は本当に存在するのだと思った。
わざと悪意を込めて邪視を向けることもあるだろう、けれど無意識に向けた視線が、場合によって邪視になってしまうこともあるんじゃないだろうか?

実は私自身、邪眼の持ち主らしい。
名前を呼ばれて何気なく振り返った時だとか、こちらは無心なのに「恐い目!」とか「なぜ睨むの、怒ってるの?」とか、子供の時からよく言われた。親にもあんたの目は恐いから気をつけなさいとよく言われていた。なにかと人に誤解されることも多い人生だ。そんなわけで夫の一件も「邪眼持ち」の立場から読むことができる。

目は心の窓と言われ、思いは目に表れる。悪意は目から放たれる。そんな悪意が世界には氾濫している。怯えているだけだと外を歩くこともできない。少々の悪意は跳ね返す力は生きていくために必要だ。でもいつでも強くいられるとは限らないし、弱ってることもあれば油断していることもある。だから邪視を跳ね返すお守りが必要なのだろう。
posted by kobune | 散文
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