2017年05月10日

ミズバショウを探して(前編) Looking for Asian skunk cabbage

GWは絶対ミズバショウを見に行こうと決めていた。ミズバショウの季節には少し遅いのだけど、4月は休日がことごとく天気が悪かったのだ。今年は久しぶりに女満別湖畔へ行ってみた。天気が良いし楽しみだったけど、結果から言うとガッカリした。

公園駐車場脇の林の中にミズバショウがちらほら咲いていた。車を停めて写真を撮りたかったけど、林の中を清掃車が絶賛掃除中だった。風の強い日だったので巻き上がる粉塵が駐車場の車を容赦なく襲い、辺りは白く濛々とかすんで車から出ることもできない。GW真ん中の昼過ぎという一年でもっとも観光客が多い時に大掃除しなくてもと思った。早朝や夕方やればいいのに気が利かない。
湖畔へ車を進める。女満別湖畔の水芭蕉群落は天然記念物なのだが、木道は朽ちて進入禁止のロープが張られ、枯れ草や枯れ枝で埋まった湿地にミズバショウはほとんど咲いていなかった。

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天然記念物の説明板と進入禁止の木道
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清掃車の埃にかすむ水芭蕉

昔はたしかに奇麗なところだったのだ。10数年前に見に来たときは湖畔沿いに続く水芭蕉群落の美しさに感激した覚えがある。湿地に落ちる枝や倒木を取り払ったり草刈りなど環境維持の手間は大変だと思うし、予算もかかるのだろう。湧別町・芭露(ばろう)の水芭蕉群落も数年前から放置されているし、交付金カットでもされたのだろうか。ここ数年、行政がミズバショウ群落を守る余裕が無くなっているようだ。地方の宝石が失われつつある。悲しい。

ミズバショウを探して(後編)に続きます。
posted by kobune at 13:32| 北海道・オホーツク | 更新情報をチェックする