2017年02月08日

シクラメンLOVE

鉢植えのミニシクラメンが咲きそろってきた。写真のミニシクラメンは3年モノだ。近くのホームセンターで買ったときは7センチくらいのビニールポットだったけど、植え替えをして今は4号鉢になった。6年モノのシクラメンもあるけどまだつぼみで咲くのは4月くらいだ。

昔からシクラメンの花が好きで何度も購入してきた。特にミニシクラメンが大好き。鮮やかな花色に透明感があるのは冬の花だなぁと思う。うつむいて咲く姿が清楚なだけじゃなく一種の緊張感もあって。株がまとまるところ(花と葉のバランス感が抜群)や葉も美しいなど魅力いっぱいな花だと思う。カガリビバナという和名は可愛いし言い得て妙だ。そこにあるだけでホッとする小さい鮮やかなかがり火。ほんとそんな感じ。
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埼玉に住んでいた時はシクラメンは「1度楽しんだら終わり」の花だった。高温多湿な環境では夏越しできないからだ。いちど「どうしても夏越しさせてやる」と決心してやってみたことがある。花が終わったら水やりを完全にストップするとシクラメンは休眠期に入るので、葉をぜんぶ取り除いて戸外の風通しが良くて日差しと雨が当たらない場所に置いておいた。むき出しになった根茎は夏の間はひからびたようになっているけど、秋が終わるころ針の先くらいの小さな白いぽつぽつが頂部に現れる。これが葉の赤ちゃんなのでそれから少しづつ水やりしていくと、ぽつぽつはやがて小さな葉になって伸びていく。はじめて夏越しに成功して新葉が出てきたときは有頂天になったものだ。でもその後に水と肥料をやっても葉は少なくまばらなままで、花は結局小さいのが一、二輪しか咲かなかった。盛夏は37-8度にもなり夏が長い埼玉ではここまでか..うーん。

それでも毎年冬になるとシクラメンを買っていた。誕生日・クリスマス・お正月とイベントが続く12月が近づくと、風景が冬枯れてくるのと反比例して街が賑わい出し心が弾む。そんな季節に、お店に並ぶ可愛いシクラメンの鉢植えを見ると買わずにはいられないのだった。可愛いかがり火を冬の部屋に点したくなるのだった。

今は北海道なので夏越しは楽々だ。花が終わっても休眠には入らず葉を付けたままなので、室内の涼しいところに置いてたまに水やりをすれば、そのまま夏を越し秋には新しい花芽をつけてくれる。年が明ける頃から葉がどんどん茂ってくるので、自分で葉組みをしなければならない。つまりつぼみをよく日の当たる中心に持っていって葉がつぼみの下になるように、葉っぱ同士をうまく組み合わせていくのだ。これをやらないときれいな花が咲いてくれないし、葉っぱがとっちらかって見た目もよろしくない。シクラメンは株の成長はゆっくりだけど根茎が年々大きくなるので、2年に1度くらいひとまわり大きな鉢に植え替える。そうして年々少しづつ株が大きくなっていく。
ただし、夏越しした翌年からは春に花が咲くようになる。秋冬の花でスタートしたのが春の花にスライドするのだ。それに店頭で購入した鉢植えのように秋から正月くらいまで長々と咲くのではなく、2~4月の間に開花すると2-3週間で咲ききってしまう。一気に咲く分、満開の花には勢いと生命力が感じられる。

北海道に来てからシクラメンは本来の多年草として何年も育てられる花になったわけだけど、家のシクラメンが咲くのは春なので、今もやっぱり冬になるたび新しいシクラメンが欲しくなってしまう。年々シクラメンのバリエーションは豊富になって新品種が増えている。昨年末に売り場で見て驚いたのはセレナーディアという青いシクラメンだ。青というか紫なんだけども実に鮮やかで美しい青紫色で見とれてしまった。青いバラの開発にも意欲的なサントリーが開発したということだ。シクラメンの花は開花して時間が経つと自然にブルーイング(青っぽくなること)してくる。ブルーイングしたセレナーディアは本当に青いシクラメンの雰囲気だった。少々お高くて買わずにスルーしちゃってちょっと後悔。来冬にはぜひ青いシクラメンをゲットしたいと今から手ぐすね引いている。

posted by kobune at 13:24| favorite | 更新情報をチェックする