2014年06月07日

庭菜(にわさい)と山菜の話。

この春は庭に生えている菜っ葉や山菜をいろいろ採って食べてみた。

・ナルコユリの芽
庭の隅に元からいっぱい生えていた。地味だしとくに気にしたこともなかったけど、若芽は山菜として美味しいく人気があるときいたので、今年は採って食べてみた。あら美味しい!おひたしもいいけど天ぷらが絶品。ヌルミがありクセはなくて万人受けする山菜だ。
ナルコユリとアマドコロとホウチャクソウはよく似ている。ナルコユリとアマドコロはどちらも食べられるので間違えても問題ないけど、ホウチャクソウは毒草だから見極めないと大変なコトになる。花を見ればホウチャクソウは花びらが分かれていて、ナルコユリは花びらがくっついているのでわかるけど、花が咲くまで待てない場合は根を掘ってみる。ホウチャクソウは茎の下から放射状に根っこが出ている。ナルコユリは横に曲がった根茎があるから見分けが付くのだ。ネット情報って便利。掘って確かめてみてしっかりナルコユリと確認してから食べた。採り尽してしまいそうに美味しい庭菜。ちなみにこの辺りの山道にもナルコユリ(アマドコロ?)は生えているのをよく見かける。

・ウルイ(大葉ギボウシの芽)
ナルコユリに味を占めて、庭の大葉ギボウシの芽(ウルイ)も食べてみた。やや大味だけどクセが無いので、青菜として汁の具や炒め物などに使える。実は前にも食べてみたことがあるんだけど、キュッキュする口当たりがなんか苦手で好きになれなかった。でもうちの大葉ギボウシはかなり年期の入った大株で、駐車場脇にあるので夏になると駐車スペースにまでのさばってきてかなり邪魔。毎年半分くらいに刈り込むけど、今年は食べて減らしてみようと思った。食べるときは上から5センチくらいの葉は固いので切り取り、ハカマを取ってから斜めに切って(斜めに切ると口当たりキュッキュが解消する)そのまま炒めたり味噌汁に入れたり、おひたしや天ぷらなどの山菜的な食べ方はしなかったけど普通に青菜としてかなり重宝したのだった。
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・行者ニンニク
こちらではヒトビロと呼ばれるギョウジャニンニクは、どう料理しても美味しい山菜の王様。うちでは花壇の真ん中に一株植わっている。4月の終わり頃に葉が伸びてくるので、すばやく収穫していただく。採り遅れると大変だ、周囲のスズランがどわっと芽を出してくるから。スズランと行者ニンニクはものすごく似ていて、葉をちぎって臭いを嗅いでみないかぎり判別は不可能。間違ってスズラン(猛毒)を食べてしまわないように、一足先に葉が出る行者ニンニクは出たそばから食べてしまう。まー離して植えておけばいいだけの話なんだけど。

・タラの芽
いつもドライブする近所の山道にタラノキが生えているのに気づき、芽が伸びた頃を見計らって採りに行った。道沿いのタラの芽はほとんど採られてるので、カラマツ林の奥の方に入っていった。タラの芽取りには装備が必要だ。汚れてもいい服に長靴、枝や棘に引っかかれても大丈夫なパーカー、厚手のゴム手袋、カッター、そして棘だらけで2-3メートルにもなるタラノキを引っかけて曲げる車のタイヤ交換用のカギ棒。カラマツの林の中は薄暗く笹で足元は見えないし、ちょいちょい大きな石や切り株が隠れているので歩きづらいしけっこう危険。そろそろと進んでいくと、棒状にタラノキが突っ立っている。夫がカギ棒を引っかけて木を斜めにしているあいだに、私がカッターで頂芽を切り取り脇芽は残す。この辺の人は高枝ばさみで木ごと切ってしまうので木が枯れてしまう。脇芽は残す、できれば1本の木から1つの芽しか採らないのがベストだ。タラにはオダラとメダラがあって棘があるのがオダラ、無いのがメダラでスーパーなどで売られているのは棘の無いメダラだそうだ。両方採って食べてみたけどオダラの方が香りは良い気がした。ちょっとした冒険で採ったタラの芽は、天ぷらにしたりお汁にいれたりして数日楽しんだ。山の精気が感じられる爽やかな香りが好き。
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・こごみ(クサソテツ)
タラの芽採りが面白かったので、翌週はこごみ採りにも挑戦してみた。(他に今の時期に採れそうなものがないか検索したらこごみがヒットした。)こごみとはクサソテツというシダの一種の芽だそうで、クサソテツならうちの庭にも頼みもしないのに生えてくる。近所の山の湿地の近くにあっけないほど大量に生えていたので、母にも送ってあげようと張り切って袋一杯採った。タラの芽に比べたら探すのも採るのも実に楽。さっそく湯がいて一部を天ぷらにしてみたけど、あれ?うーん。香りやクセがなさ過ぎてサクッとした食感しか残らない。おひたしの方が美味しい気がした。色も数字の9に似た形も楽しい。でももうちょっと香りが強い方が好み。(下の写真を見た母に「天ぷら衣が厚すぎ」とダメ出しをされた。)
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・三つ葉
庭のあちこちで勝手に増えてやっかいな雑草と化している三つ葉。少しでも減らそうと、せっせと若芽を摘んでは食べている。丸まってまだ開ききらない葉が柔らかくて美味しい。汁物にもいいし、たっぷりの三つ葉をお麩と一緒に卵でとじたのも大好き。やっかいだけど役に立つ?庭菜だ。βカロテンも豊富らしい。
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posted by kobune at 23:45| 北海道・オホーツク | 更新情報をチェックする
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