2014年06月27日

2014ワールドカップブラジル大会 グループリーグの感想。

待ちに待ったワールドカップ。大好きワールドカップ!
楽しいワールドカップもとうとう一次リーグが終わってしまった。グループリーグを観るのが大好きで趣味なので悲しい。明日からの決勝リーグの前に、ブラジルW杯一次リーグ32カ国の自分なりの感想をまとめ。

【グループA 】ブラジル、メキシコ、クロアチア、カメルーン
南米の2大強国はじめ魅力的なチームがずらっと並んだ。みんな良いチームでどれも負けて欲しくないのが困るけど、特にクロアチア押しで応援した。(赤白チェックのユニも好き。)初戦のブラジル対クロアチアが幕開けに相応しいオープンな展開の熱戦で、ネイマールのゴールもあっていきなりヒートアップ!ブラジル対メキシコもスコアレスながら壮絶だった。前2戦は内部のもめ事でゴタゴタしていたカメルーンも、最後のブラジル戦で本来のポテンシャルを見せてくれた。対ブラジル戦が好ゲームが多いのはオープン展開になりやすいからなのかな?相手チームの良さが出やすいように思う。応援してたクロアチアはメキシコのしぶとく粘っこいサッカーに惜しくも敗退。クロアチアはOne for allな感じのチームで、エースのマンジュキッチ(ミヤネ似)をはじめ前線の選手もよく後ろまで動いていた。特に献身的なプレーのオリッチが好き。(イヴィッツァて名前がオシムさんと同じ。)そんなクロアチアに何もさせなかったり、ブラジルのシュートを完璧に封じたGKオチョアを擁するメキシコはめちゃくちゃ強い!底知れない感じ。大会開催国のブラジルはやっぱり華がある。ネイマールが球を持てばワクワクするし、プレッシャーのかかる場面で見事にFKを決めたのには痺れた。グループリーグも危なげなく突破して決勝リーグが楽しみ。(個人的にはタラコ唇のチアゴ・シウバがお気に入り。)カメルーンのユニフォームが大好き。鮮やかな原色と黒い肌とがバッチリ決まっててカッコいい。カメルーン代表を観てるとカレーが食べたくなって仕方なかった。パプリカとズッキーニと黄ピーマンとローストの深いルーの色、夏野菜スープカレーの色なんだもの。

【グループB】オランダ、チリ、オーストラリア、スペイン
注目の強豪が揃った豪華な組。いきなりのリベンジマッチで前回王者スペインの敗退が衝撃的だった。オランダは試合の入り方も試合中も集中力が高く、打倒スペインに燃えてることをビシビシ感じた。このリベンジマッチを観て今回のW杯のキーワードは「リベンジ」ではないかと思った。スペインのメタメタな負け方もある意味”王者の没落”という風情を感じた。シャビがもう観られなくなるのは寂しいけど。オランダは間違いなく優勝候補のひとつだろう。個人的には決勝リーグのメキシコ戦に注目している。オランダ相手にほぼ互角に近いまで競り合ったオーストラリア戦も見応えがあった。縦パスばかりではなくなり球が縦横に動いてフィジカルの強さに柔軟性が加わった気がする。かつての日本のライバルは強くなってると思った。さすがケーヒルは相変わらず凄かった。チリは前回の南アでまとまった良いチームだなと感心したので注目してたけど、攻撃力が増してさらに強くなっていて嬉しい。あとはイケメンが欲しいかな。

【グループC】コロンビア、ギリシャ、コートジボワール、日本
W杯がはじまる前は日本は全勝かそれに近い成績で突破できると思っていた、コートジボワール戦を観るまでは。初戦の第一印象は正直、日本代表がどこよりも小さく貧弱に見えた。ここまでグループリーグを見てきて他国が軒並みレベルが上がっていることや、スペインの衝撃的な負けなどで嫌な予感がしていたけどやはり。コトジボに負けた日はショックだったけど、これが今の実力なんだなぁとしみじみ思った。「フィジカルも個人技も弱い」を出発点に日本ならではのサッカーを模索し攻撃的な闘い方を作り上げていった4年の間に世界も進歩して、もうそれでは通用しなくなってしまっていた。南ア大会で今の代表だったらまだ上にいけたかもしれないけど、今大会で日本が入り込める余地は無かった。フィジカル個人技プラスメンタルも弱いんじゃね…。優しくて母性的なザッケローニ監督は日本人の良さを理解して和を大事にしてくれたけれど、今後は厳しくメンタルを鍛錬してくれる”父性”こそ必要な気がする。個人的に次はドイツやセルビアなどの北方ヨーロッパ系監督がいいと思う。今後は個人技もフィジカルも鍛えていかないといけないだろうな、もはや無いでは済まなくなってしまった。ただ、この4年で目指してきたモダンなプレースタイルは捨ててしまわないで欲しい。次はプレースタイルに必要なフィジカルや技やマインドを鍛えていけばいいのではと思う。
コートジボワールはドログバやヤヤトゥーレなどタレントがいるものの中盤が弱い印象。アフリカ勢全般に言えるけど、手強く試合巧者なヨーロッパや南米勢と渡り合うにはしっかりゲームが作れる中盤やゴール前での精度(ミドルシュートばかり打たないでパスを使ってゴール前まで切り込むなど)が必要と思った。コロンビアはファルカオが出ないというのでちょっと舐めてたら、新星ハメス・ロドリゲス君(22才イケメン☆)が爆誕していた。彼がエースのコロンビアは今後かなり楽しみなチーム(手のひら返し)。しかし一番驚かされたのはギリシャだ。日本戦で見せたゴール前に張り付いてカメみたいに耐えるだけかと思ったら、コトジボ戦ではギアを1個残していたとは恐るべしギリシャ。FIFAランキング6位は嘘だろーと思ってたけど間違いじゃ無かったのね。

【グループD】ウルグアイ、コスタリカ、イタリア、イングランド
実力拮抗した感のある組。コスタリカの快進撃には驚いた。コスタリカはまとまって機動力のある良いチームだと思った。ウルグアイはスアレス無しでフォルランが先発した初戦は心許なかった。2011年コパアメリカの時は憎らしいほど強かったのに。(アルゼンチンとのマッチアップではマスチェラーノが心を折られて途中交代。アルゼンチン&マルチェラーノ押しだったのでショックだった。)おそらくコパの時がチームの(フォルランも)最盛期だったんだろう。あのイメージだったからあれっ?と思った。エースが戻ってなんとかリーグを突破したけど、スアレスを欠いてこの先は難しそう。でも噛み付きには笑った。NHKで「子供も見てるのにああいうのを見せてはいけない」とか詰まらんコメントがあったけど、子供には世界屈指のストライカーはほとんど獣に近いほど人間離れしてるってとこを見せておくべきだ。噛みつきはもちろんダメだけど、やった行為に対してキッチリ制裁すればいいこと。暴力的だったり獣じみて見える部分も確かにサッカーの(スポーツの)一面なのだから。ちなみにウルグアイは掟ポルシェ似のカバーニが大好き。攻撃に守備にと動き回って小気味が良い。コンフェデ杯でその強さを目の当たりにしたイタリアは、コスタリカに中盤を抑えられると身動きできなくなり、あららと思ったらウルグアイとの競り合いにも負けて敗退。イングランドはルーニー(W杯初ゴールおめでとう)とかタレントこそいるものの、初めから突破できるイメージが無かったな。闘い方に柔軟性が無い感じ、ブラジルの気候も辛そうだった。

【グループE】フランス、スイス、エクアドル、ホンジュラス
個人的にあまり興味が無い組。フランス代表は黒人や中東系が多くて、ジダンとかがいた時代からするとずいぶんイメージが違う。ベンゼマは海老蔵に似てるからずっと海老蔵と呼んでいた。スイスはシャチリが目立っていた。身長169センチで小柄だけどガッチリしているので日本代表みたく貧弱な印象は無い。ジェルダン・シャチリ(シャキリ)は旧ユーゴスラビアのコソボ自治州出身だそうだ。旧ユーゴスラビアは今回初出場のボスニア・ヘルツェゴビナ、クロアチア、今回は出なかったけどセルビアと国が分かれた後はみんな強いチームになっている。サッカー選手の世界的な産地みたいな地域らしい。

【グループF】アルゼンチン、ナイジェリア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、イラン
アルゼンチン対ボスニアは初出場でありオシムの祖国であるボスニア・ヘルツェゴビナを応援しながら観た。試合は負けたもののボスニアは良いファイトを見せてたし、アルゼンチンから歴史的な初ゴールもゲット。ナイジェリア戦では固くなって負けてしまったけど、イラン戦は本来の力を出せていたと思う。(試合後のイラン監督の「心からボスニアを称えたい」というコメントも良かった。)W杯初出場国としてはかなりレベルの高いプレーと1勝という結果は立派なものだと思う。アルゼンチンは今大会からキャプテンになったメッシのゴールが良いところでバシバシ決まって(ナイジェリア戦でのアディショナルタイムのゴールは鳥肌ものだった)順当にリーグを突破したけど、正直失点は多い気がする。アルゼンチン代表ではハードワークを苦にしないディ・マリアが好き。結果は負けだったけどアルゼンチン対イランは良い試合だった。堂々とアルゼンチンにぶつかっていったイランの大健闘に大拍手。かつてのライバルたちは強くなってるぞ、日本代表。

【グループG】ドイツ、アメリカ、ガーナ、ポルトガル
個人的に注目のチームがいっぱいな組。ガーナは南ア大会の時アフリカ勢で最も組織的なサッカーができてて驚いたし、アメリカも前回ドノバンに目を見張ったのでこの2チーム押し。ドイツ対ポルトガルはコンディション不調のポルトガルをドイツが一方的に攻めまくる衝撃の展開で、スペイン対オランダを思わせた。ポルトガルはクリロナがいるというだけでいつ見てもあまり個性を感じないチーム。長いことワンマン状態のせいなのかも。ドイツは前評判通りの強さ。アメリカはポルトガルに、ガーナはドイツに引き分けてどちらも健闘したけど、アメリカ対ガーナはアメリカの勝ち。アメリカは突出した選手はあまりいないけど(なんでドノバンを代表から落とすかなぁ)全員でハードワークをこなし活き活きした魅力的なチーム。クリンスマン監督、日本代表監督やって欲しいなぁ。

【グループH】ベルギー、アルジェリア、ロシア、韓国
個人的にあまり興味のない組。ベルギーは前評判では若くタレント揃いで強いと言われていたけど、さほど良いチームには思えなかった。試合でも散漫な時間が多いし点を取れるタレントはいるけどチームの芯が無い感じ。ロシアも期待してたけど守備ばかりで点を取れそうな人が見当たらない。韓国はホン・ミョンボ監督が選手の時に好きだったので懐かしいなと思ったけど、それだけ。アルジェリアは良い組に入って決勝リーグ進出おめでとう。
posted by kobune at 21:54| 散文 | 更新情報をチェックする

2014年06月07日

庭菜(にわさい)と山菜の話。

この春は庭に生えている菜っ葉や山菜をいろいろ採って食べてみた。

・ナルコユリの芽
庭の隅に元からいっぱい生えていた。地味だしとくに気にしたこともなかったけど、若芽は山菜として美味しいく人気があるときいたので、今年は採って食べてみた。あら美味しい!おひたしもいいけど天ぷらが絶品。ヌルミがありクセはなくて万人受けする山菜だ。
ナルコユリとアマドコロとホウチャクソウはよく似ている。ナルコユリとアマドコロはどちらも食べられるので間違えても問題ないけど、ホウチャクソウは毒草だから見極めないと大変なコトになる。花を見ればホウチャクソウは花びらが分かれていて、ナルコユリは花びらがくっついているのでわかるけど、花が咲くまで待てない場合は根を掘ってみる。ホウチャクソウは茎の下から放射状に根っこが出ている。ナルコユリは横に曲がった根茎があるから見分けが付くのだ。ネット情報って便利。掘って確かめてみてしっかりナルコユリと確認してから食べた。採り尽してしまいそうに美味しい庭菜。ちなみにこの辺りの山道にもナルコユリ(アマドコロ?)は生えているのをよく見かける。

・ウルイ(大葉ギボウシの芽)
ナルコユリに味を占めて、庭の大葉ギボウシの芽(ウルイ)も食べてみた。やや大味だけどクセが無いので、青菜として汁の具や炒め物などに使える。実は前にも食べてみたことがあるんだけど、キュッキュする口当たりがなんか苦手で好きになれなかった。でもうちの大葉ギボウシはかなり年期の入った大株で、駐車場脇にあるので夏になると駐車スペースにまでのさばってきてかなり邪魔。毎年半分くらいに刈り込むけど、今年は食べて減らしてみようと思った。食べるときは上から5センチくらいの葉は固いので切り取り、ハカマを取ってから斜めに切って(斜めに切ると口当たりキュッキュが解消する)そのまま炒めたり味噌汁に入れたり、おひたしや天ぷらなどの山菜的な食べ方はしなかったけど普通に青菜としてかなり重宝したのだった。
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・行者ニンニク
こちらではヒトビロと呼ばれるギョウジャニンニクは、どう料理しても美味しい山菜の王様。うちでは花壇の真ん中に一株植わっている。4月の終わり頃に葉が伸びてくるので、すばやく収穫していただく。採り遅れると大変だ、周囲のスズランがどわっと芽を出してくるから。スズランと行者ニンニクはものすごく似ていて、葉をちぎって臭いを嗅いでみないかぎり判別は不可能。間違ってスズラン(猛毒)を食べてしまわないように、一足先に葉が出る行者ニンニクは出たそばから食べてしまう。まー離して植えておけばいいだけの話なんだけど。

・タラの芽
いつもドライブする近所の山道にタラノキが生えているのに気づき、芽が伸びた頃を見計らって採りに行った。道沿いのタラの芽はほとんど採られてるので、カラマツ林の奥の方に入っていった。タラの芽取りには装備が必要だ。汚れてもいい服に長靴、枝や棘に引っかかれても大丈夫なパーカー、厚手のゴム手袋、カッター、そして棘だらけで2-3メートルにもなるタラノキを引っかけて曲げる車のタイヤ交換用のカギ棒。カラマツの林の中は薄暗く笹で足元は見えないし、ちょいちょい大きな石や切り株が隠れているので歩きづらいしけっこう危険。そろそろと進んでいくと、棒状にタラノキが突っ立っている。夫がカギ棒を引っかけて木を斜めにしているあいだに、私がカッターで頂芽を切り取り脇芽は残す。この辺の人は高枝ばさみで木ごと切ってしまうので木が枯れてしまう。脇芽は残す、できれば1本の木から1つの芽しか採らないのがベストだ。タラにはオダラとメダラがあって棘があるのがオダラ、無いのがメダラでスーパーなどで売られているのは棘の無いメダラだそうだ。両方採って食べてみたけどオダラの方が香りは良い気がした。ちょっとした冒険で採ったタラの芽は、天ぷらにしたりお汁にいれたりして数日楽しんだ。山の精気が感じられる爽やかな香りが好き。
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・こごみ(クサソテツ)
タラの芽採りが面白かったので、翌週はこごみ採りにも挑戦してみた。(他に今の時期に採れそうなものがないか検索したらこごみがヒットした。)こごみとはクサソテツというシダの一種の芽だそうで、クサソテツならうちの庭にも頼みもしないのに生えてくる。近所の山の湿地の近くにあっけないほど大量に生えていたので、母にも送ってあげようと張り切って袋一杯採った。タラの芽に比べたら探すのも採るのも実に楽。さっそく湯がいて一部を天ぷらにしてみたけど、あれ?うーん。香りやクセがなさ過ぎてサクッとした食感しか残らない。おひたしの方が美味しい気がした。色も数字の9に似た形も楽しい。でももうちょっと香りが強い方が好み。(下の写真を見た母に「天ぷら衣が厚すぎ」とダメ出しをされた。)
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・三つ葉
庭のあちこちで勝手に増えてやっかいな雑草と化している三つ葉。少しでも減らそうと、せっせと若芽を摘んでは食べている。丸まってまだ開ききらない葉が柔らかくて美味しい。汁物にもいいし、たっぷりの三つ葉をお麩と一緒に卵でとじたのも大好き。やっかいだけど役に立つ?庭菜だ。βカロテンも豊富らしい。
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posted by kobune at 23:45| 北海道・オホーツク | 更新情報をチェックする