2017年11月11日

アメリカにいくねと君が言ったから11月11日(11時11分)は翔平記念日。(&エースの生誕日)

とうとうこの日が来た。これからも応援するけどまずは愚痴らせてほしい。

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見られるのは今年が最後かもしれないと思ってファイターズ戦のチケットを何試合も予約したのに、帯広の1戦しか大谷翔平を見られなかったよ。6月は限定165席の大谷翔平シート(高かった)を予約して北見から札幌ドームまで日帰りしたのに本人は居なかったよ。11 OTANIとプリントしたTシャツをもらって虚しかったな。去年は打者・翔平しか見られなかったので今年こそ投手・翔平を見ようとローテを予想して金曜・土曜・日曜とおさえたけど、とうとう投げる姿を生で見られなかった。でも帯広で場外ホームランを見られたのは一生の思い出だ。

2016年の契約更改で球団からメジャー行きにOKが出た。マスコミにいつ行くつもりかきかれて大谷翔平はこう答えた、「自分が納得する成績を収めてこれでいいと納得できたときに行きます」と。足のケガで投手としての見込みが立たない中、手術せずに2017年シーズンを打者として出場することについて、なぜすぐ手術しないのか訊かれて大谷翔平はこういった。「近い将来に海を渡るならその前に自分の活躍する姿をファンの人に見せたい」と。この言葉に翔平のファンへの思いを感じてグッときたのだ。
3月4月とチームの状態が悪い中で大谷翔平は孤軍奮闘という感じだった。それがアダになってさらに大怪我をし前半は絶望となってしまった。可哀想だけどこれで今年はメジャーに行かないかもと思ったらちょっと嬉しかった。ファンに活躍する姿もあまり見せられないし納得する成績も収められない以上、大谷翔平自身の言葉に従えば今季は残留すると思った。移籍金でMLBとNPBが揉めてるのも内心嬉しかった。あと2年待てば良い条件で移籍できるんだし、晴れてそのときに行けばいい。
でも今日の会見を見て、どうしても今年行きたかったんだなと思った。ケガのおかげでゆっくり色々なことを考えたり見つめる時間ができたことで、高校の時からの夢が再び大きく膨らんだのだろう。

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でもこのことだけは言いたい。
日本のファンからしたら今年で最後だったかもしれないシーズンに、半分しか大谷翔平を見られなかった。ましてファイターズファンにしたら2017年はほとんど良いことがなかったのだ。
怪我人は多いし主砲は不振だしチームは最後までAクラス争いさえ出来なかった。選手の流出も多かった。2016年の逆転優勝&日本一の代償がここまで大きいとはあのときは誰も思わなかった。夢のような2016から身も心も冷え切った2017へ急転直下を味あわされたのだ。そのうえ本人が口を閉ざす中でシーズン途中に憶測記事だけが流れて、不安な中やっぱりいくんだ…という感じでこんな風に出ていくことになるなんて。せめて大谷翔平が残ってくれたら今季の辛さもぜんぶ水に流せた。もしくは安室奈美恵みたくシーズン前に「今季終了後に移籍します」とでも言ってくれたらもっとたくさん観戦に行ったし、シーズンが終了して移籍の際には大声援で送り出してあげたかった。

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我ながらネガティブだと思うし新しい出発をもちろん応援したい。でもこのタイミングでの渡米に批判が少ないのは正直違和感がある。誰も文句の付けようのない成績を残した菊池雄星は球団からまだ貢献が足りないからとポスティングを拒否されたではないか?たしかに大谷翔平の去年までの活躍は素晴らしかったけど、今季はほぼリハビリしてただけでしょ。体も万全じゃないだろうし。なのに今メジャーに送り出していいのか?最終登板だって要するに消化試合だし。2016年に優勝させてくれたからって2017年は調整だけでいいなんて、ファンとしては納得いかない。ノムじゃないけど舐めるなよという気持ちもある。プロ野球も興行である以上は、選手が興行に貢献できなかったシーズンに軽々にポスティングを認めるのはハムが甘過ぎなようにも思う。2017がダメだったらもう1シーズン残って、2018に活躍して有終の美を飾れくらい言うのが普通じゃないの?そもそも陽岱鋼や谷元圭介の流出だって全然納得いってないし。今年ハムはファンを置いてきぼりにし続けているのだ。ファンは今年ずっと寂しい物足りない思いをしたし、今もしっくりこない感じの中で旅立ちを見送るしかないのだというのは言っておきたい。

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とはいえ、この決断はいかにも大谷翔平らしいとも思う。もちろんファンに済まない気持ちはあるのだろうけど、やはり自分の道を進む方が重要なのだ。ある意味エゴイストだし苛烈な人だからこそ、これまで道なき道をブレずに進んでこられたんだと思う。偉業を成し遂げるにはこういう革命児じゃないとダメなのだろう。
翔平の話を聞いているととても聡明なだけでなく、冷静に自分を見てるもう1人の自分が常にいるように思う。マイナーリーグからのスタートは傍から見るともったいなく見えるけど、本人は「かえっていいかも」と捉えたようで逆に移籍を後押ししたのかもしれない。最初からドジャーズやヤンキースのような人気チームに高額な移籍金で入って、活躍して当たり前というプレッシャーの中でやるよりもやりやすいかもしれない。それにアメリカのファンも大谷翔平がマイナーリーグから這い上がってメジャーで活躍する選手になっていくサクセスストーリーを見ることができるわけだ。ちょうど2013年に花巻東からファイターズに入り、誰もしたことのない二刀流を歩んだストーリーを私たちが目撃してきたように。
それに人の思いを受け止めるのは重いことだ。いちいちファンの思いにつきあっていたら夢の向こう側に軽々と飛べない。遠くへ行くのなら荷物はできるだけ軽い方がいい。
愚痴はここで吐き出したのでこれでおわり。まずは理解して見守ってくれる良い人良いチームとの出会いがあることを祈っていよう。そしてメジャーの打者をクルックルに三振に切って取る大谷翔平を楽しみにしてる。
posted by kobune at 14:54| 散文 | 更新情報をチェックする