2017年10月11日

思い出の灯油ストーブ

昨冬灯油ストーブを壊してしまった。昔からずっと使っていた思い出のストーブを。
結婚するため所沢の賃貸マンションに越してきたら、はじめての埼玉の寒さが堪えた。池袋から西武線に乗って所沢で下りると体感で5度くらい寒いのだ。それで駅前の西友(まだあるのかな?)で灯油ストーブを購入した。6畳用で小さかったけど住処も小さかったのでそれで良かった。子供の時家で使ってたアラジンのストーブみたいなレトログリーンの色が可愛くて気に入った。そのストーブは、すぐその後でうちに居着いた猫に取られてしまった。いつもストーブ前の一番いいポジションから動かないのだ。
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所沢ではこのあと2回引っ越すけど、緑のストーブの前にはいつもナナがいた。北海道に移住したあとは他に2台灯油ストーブとメイン大ストーブが増えて、緑のストーブは私の作業場専用になった。新しい白いストーブの前にはいつもナナとクマ、作業場のストーブの前にもナナかクマが陣取っている。人間は常に猫の背後からストーブに当たらせてもらう感じになった。猫は本当に呆れるほどストーブが好きだ。ストーブがいらない季節になっても、ストーブの前の座布団に座って「つけろ」という顔をする。ナナクマが居なくなってもタヌが継承した。
そんなわけでストーブは猫たちの思い出、とりわけ緑の古いストーブはナナの思い出に結びついているのだが、猫が火傷しないように長年無理に火を絞って使っていたため、火力の調節機構が去年とうとう折れてしまったのだった。他はなんとでもなるけど火力調節機構だけは修理できない。捨てるしかないのだが、どうにも捨てられないのだった。
それはとにかく1台新しい灯油ストーブを買わないといけない。で、ここからが本題というか言いたいことなんだけど。今はなんで焦げ茶のストーブしか売ってないの?ということ。
地元のホームセンターを見てもほんっと焦げ茶一色。白すらないし、ネットで探しても同様だ。四角いありきたりの灯油ストーブが一番いいのでそれを探してるのだけど、レトログリーンどころか白も無い。悲しい。贅沢は言わないけど、せめて焦げ茶だけでなくて明るいカラーも出して欲しいと思うのだ。今は何でも画一的でつまらなくなった。昔はもう少しストーブの色にバラエティがあったと思う。暗い赤とかあずき色とかあった気がする。ストーブの色なんてこだわってもしかたないとは思わない。毎日何年も使うモノなら色がきれいだったり明るい印象だったりするものが私は良い。気に入ってるストーブだったから、ナナとの思い出もより鮮やかなのだと思う。
posted by kobune at 11:47| 北海道・オホーツク | 更新情報をチェックする